ノーマライゼーション①
ノーマライゼーションについて・・・
この言葉自体を覚えればいいのではない
知っているだけでも意味はない
・・・
今の昔もノーマライゼーションについて話す機会が多い
研修内容や使う資料(テキストなど)によっても
伝え方は違うが・・・伝えたいことは同じ
先日の姫路市役所の研修でもこれをメインテーマとした
参加者はこの業界2年以内の新任職員・・・
昨日始めた職員はともかく・・・
職場では新人研修や日々のサービス中で
ノーマライゼーションについてほとんど
触れていないらしい・・・
だから、ある意味利用者に会ったサービスは出来ている
しかし、その根拠などは???って感じを受けた
みんな、グループワークでの意見交換等や発表
を聞いていると感性豊かな意見も聞ける
その反面、頭の中が現場のスケジュール化された
業務で固まってしまい柔軟に考えが出てこない
で悩む人もいた(大いに悩もう!)
やっていることが偶然の良い結果にならないためにも
理念など根拠が重要である
だからこそ、考えるべき一つのスタート地点が
ノーマライゼーションではないだろうか
・・・
ヘルパーの資格を持つ者であれば
一度は耳して勉強したはず・・・
しかし、通信教育のヘルパー2級の場合は
自宅学習の範囲であるから・・・
読んだだけで終わってしまっている人も多いかも・・・
だからと言って業界人なるもの知らないではすまない
・・・
介護職員のみならず介護従事者は・・・
“何のために”存在するのか?
ノーマライゼーションの理念を・・・
自分なりにで良いので、きっちり言葉と行動に
表せないのであれば存在価値はない!
・・・
また、ブログのコメントにもあったけど
現場の管理者はノーマライゼーションは国が決めたこと
・・・と(話の前後はわからないのでコメントは・・・)
ただ実際、理念や思いは現場では関係ないような印象を
見学者・実習生や職員に与えてしまっている施設や管理者はいる
・・・
ノーマライゼーションという言葉そのものも大切だが
その意味を踏まえ介護サービスにあたっていればよいわけだぁ
ノーマライゼーション・・・その人らしい人生(生活)を営む権利
・・・が利用者一人ひとりにあることを常に頭に入れて・・・
皆さんの介護サービスはどう?
利用者は自分の人生を自分の意思のもと生活していますか?
職員や施設の都合やペースになってはいませんか?
・・・
・・・
続く